STORY

タークをもっと知る、楽しむ。

秋田食材とターク料理

目前に広がる黄金色の田園、銀色の雪原。秋田という地は目や鼻、耳、そして舌から四季の移ろいを感じさせくれます。
秋田の季節の食材とタークを使って「春」「夏」「秋」「冬」それぞれのメニューを、秋田県横手市にお店を構えるデリカテッセン&カフェテリア紅玉の高橋さんに作っていただきます。

「春」 比内地鶏と春野菜と山菜のグリル

①うど
②ジャンボニンニクの花芽
③細竹
④比内地鶏
⑤わらび
⑥アスパラガス
⑦みず
⑧たらの芽
⑨ラシャンテ(発砲清酒)

作り方
1.比内地鶏に塩、こしょうをする。
2.タークグリルパンを十分熱し、菜ピュアオイルを入れ、比内地鶏を入れて表面を焼く。
3.ラシャンテ(発泡清酒)を2/3本(約180cc)注ぎ、アルコールをとばす。
4.グリルパンに入れたまま200℃に熱したオーブンに入れる。途中、丸鶏の表面が乾いたら、グリルパンに溜まった肉汁を何度かスプーンでかけながら焼き上げる(30~40分)
5.丸鶏を焼いている間に、別のタークで塩、こしょうした野菜や山菜を焼く。
6.丸鶏は、竹串を刺して、透明な汁が出たらオーブンから取り出す。
7.鍋にたまったソースを取り出し、残りのラシャンテ(約100cc)を注ぎ、煮詰めたら器に移す。
8.焼き上がった丸鶏にグリルした野菜・山菜を盛り付ける。ソースは鶏を切り分けた後に、お好みでかけていただく。

「夏」 夏野菜のグリル ドレッシングを添えて

①赤ピーマン
②黄ピーマン
③ナス
④ズッキーニ
⑤稲庭うどん
⑥味噌たまり
⑦菜ピュアオイル
⑧シシリアンルージュ

作り方
1.ズッキーニとなすは、食べやすい大きさにカットして、塩、こしょうし、菜ピュアオイルをかけてマリネする。
2.パプリカは食べやすい大きさにカットして、種を取る。
3.タークを熱し、十分温まったら弱火に落とし、薄く油をしいて野菜を並べて焼く。
4.米酢30ml、菜ピュアオイル80ml、味噌たまり小さじ1/2、塩、こしょう少々、てんさい糖大さじ2(味をみながらお好みで甘さを加える)を泡立て器でよくかき混ぜ、ドレッシング液を作る。
5.色のついた野菜が熱いうちにドレッシングをかけ、稲庭うどんと共にいただく。

「秋」 紅マスとイワナのソテー 里芋ときのこのグリルを添えて

①イワナ
②椎茸
③白しめじ
④舞茸
⑤紅マス
⑥里芋

作り方
1.里芋の皮を剥き、塩茹でして、適当な大きさにカットする。
2.きのこ類は石づきを取って、食べやすい大きさに分ける。 タークフライパンを熱し、十分温まったら弱火に落とし、バター少々を溶かしてきのこ類を焼き、塩、こしょうする。
3.2に、里芋を加え焼き色をつけて、味噌たまりを全体に行き渡るようにかけてさっと焼く。
4.紅マスとイワナは切り目を入れて、塩、こしょうする。 タークフライパンを熱し、十分温まったら弱火に落とてバター少々を溶かし、紅マスとイワナを焼く。 じっくり焼き目がついたのを確認したらひっくり返す。魚の表面が薄く、はがれやすいので金属の薄いターナー等使用すると良い。
5.紅マスとイワナに十分火が入ったら、3と一緒に盛り付ける。

「冬」 豚肩ロースのグリル りんごのソースを添えて

①レモン
②レーズン
③りんご
④豚肩ロース
⑤バター

作り方
1.りんご(紅玉やふじなど)2個分をくし切りにして、さらに小さくカットしてりんごのソースをつくる。
2.熱したタークグリルパンにバター20gを溶かし、りんご、レモン汁小さじ1、はちみつ大さじ2、 レーズン大さじ1、シナモンパウダー少々を加えてペースト状に仕上げる。
3.豚肩ロースに塩、こしょうをして、十分温まったタークグリルパンで片面を焼き、焼き色が付いたらひっくり返す。 水分が飛んだら赤ワイン50ml、しょうゆ少々、バルサミコ、すりおろしにんにく1かけ分を適量入れて、アルコールを飛ばす。
4.豚肉に十分火が通ったらりんごのソースを添える。

秋田は米と雪の国。 限りなく広がる広大な田んぼ、あるいは雪が何もかも覆う一面の銀世界が、秋田の原風景です。 秋田の黄金色に色付いた田んぼの情景は、まさに「秋」「田」という名が相応しい土地であることを実感させてくれます。 雪がしんしんと降り積もる冬は、お酒を始め、甘酒、こうじ味噌、鮓(すし)、漬物などの発酵食が熟成のときを迎え、食に一層の味わいと深みを加えます。 このように秋田は、四季の移り変わりがはっきりしていて、季節の食材がとても豊かです。これら地元にある四季折々のもので、旬を楽しむことが秋田流。
春には、山菜。 夏には、野菜。 秋には、お米や果物。 冬には、鰰(はたはた)やきりたんぽ、そしておいしいお酒。
秋田の「旬」は「瞬」でもあり、瞬く間に変わっていきます。 移り変わる季節を常に感じつつその一旬一瞬を、「東北のラテン人」秋田の人々は精一杯楽しむのです。

デリカテッセン&カフェテリア紅玉
高橋 紅